アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

『自分の番 いのちのバトン』
         相田みつお
  父と母で二人と
  父と母の両親で四人
  そのまた両親で八人
  こうしてかぞえてゆくと
  十代前で千二十四人
  二十代まえではー?
  なんと百万人を越すんです
  過去無量の
  いのちのバトンを受けついで
  いまここに
  自分の番を生きている
  それがあなたのいのちです
  それがわたしのいのちです

 

 今回は冒頭に相田みつおさんの詩を紹介しました。

 私たちが今ここに生きているということは、名前も何も知らないご先祖様がいたからです。そのご先祖様から受け継いできたバトンを持って私たちは今を一生懸命生きています。

 今を生きている私たちを見守り応援してくださっているのは、そんなご先祖様たちです。仏様となり、常に私たちを見守り教え導いてくださっています。

 7月、8月はお盆月です。皆さんお墓参りやお寺参りでご先祖様に手を合わせることでしょう。どのような気持ちでお参りしていますか?今ここに自分があるということは、いのちのバトンを受けついできてくださったご先祖様がいらっしゃるからです。そんなご先祖様への報恩感謝の気持ちでお参りをしていますか?

 供養とは、今は亡き故人、仏様のご尊前において、一生懸命生きている姿をご先祖様にお見せする(供える)ことを通じて、ご先祖様の声に耳を傾け、自分自身の生き方がより良いものになっていく(養われる)ことです。

 お盆参りを通じて改めて自分自身を見つめ直し、故人と共に心豊かな道を歩みたいものです。