アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

悪性(あくしょう)さらにやめがたし

  こころは蛇蝎(じゃかつ)のごとくなり

  修善(しゅぜん)も雑毒(ぞうどく)なるゆへに

  虚仮(こけ)の行とぞなづけたる

 皆さん、お元気ですか。新型コロナウィルス感染拡大により、大変困難な状況が続いておりますが、まずは、ご自身の健康と安全を第一に、お過ごしください。

 さて、今回の表題は、親鸞聖人が作られた和讃の一つです。

 意味は「生まれつきの悪性はなかなかやめることができず、その心は蛇やさそりのように恐ろしい。それゆえに、どんなに素晴らしい行いをしても、煩悩の毒がまじっているので、虚仮の行といわれるのである。」と説かれています。

 今、私たちは、誰も経験したことがない事態に直面し、出口の見えない暗闇の中を、手探りで少しずつ進み、出口を求めている状態です。

 このような不安な日々の中では、私たちの心も身体も疲弊し、普段とは違う考えを起こしてしまうこともあります。

 そんな中、自身の危険を顧みずに、私たちの命と生活を守るために尽くしてくださっているのが、医療、介護、運送、生活品販売などに従事してくださっている方々です。

 本来感謝されるべきそれらの人々に対して、心無い言動がニュースなどで取り上げられますが、言語道断。

 親鸞聖人は、自身の心を真摯に見つめ、先の和讃を記されたのではないでしょうか。

 今、すべての人の当たり前が崩され、非日常の中、耐え忍びながら過ごしています。この困難を乗り越えるためには、私たちが心を一つにして、同じ方向へ歩まなければなりません。ついつい自己中心の心を起こしてしまう私たちですが、心の中に備えている、お互い様。ありがとう。という気持ちとともに、一日も早い収束を願い、感謝の日々を送りたいものです。

本院所在地

131-0032

 

東京都墨田区東向島5-41-5

 

​03-3618-4292

支院・墓地所在地

​千葉県鎌ケ谷市東鎌ヶ谷

2-12-38

※全てにお応えするものではございません。

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