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アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

​わげんあいご

和顔愛語

 新年度が始まり一月が経ちました。新たな環境に徐々に慣れてきたでしょうか。聖徳寺では四月十四日に「花祭り・永代経」が催され、皆様とともにお釈迦様のお誕生日を祝い、先祖知友への追悼の法要を執り行うことができました。

 聖徳寺の行事で皆様の和やかなお顔を拝見していると、こちらも気分が和み、うれしい気持ちになります。

 『仏説無量寿経』には「和顔愛語(わげんあいご)」という言葉が出てきます。これは、お釈迦様が説かれた教えの一つで、「心正しく生きていれば、自ずと和顔(良い顔)になり、他人に対して愛語(優しい言葉)が出てきて、その結果幸せになる」という意味にとれます。

 実際に私もお寺やお墓にお参りをされている皆様と接していると、清々しい気持ちになり、自然と笑顔があふれてきます。

 それは、皆さんから和顔愛語をいただいているからです。

 私たちは第一印象をどこで決めているかというと、おそらく見た目ではないでしょうか。初めからしかめっ面をしていたり、怒っているような人とは距離を保ってしまいますが、和やかな雰囲気の方には好印象を抱きます。

 人付き合いは、気を使いますし、大変であることは確かです。思うようにいかないことも多々あります。

 お釈迦様はそのような私たちに対して、「和顔愛語」。まずは笑顔で接し、その後にしっかりと相手の真意を見極めていくことが大切だと教えてくださいました。

 似た言葉で「和顔施(わげんせ)」という言葉もあります。こちらはお参りするときに笑顔をお布施として仏様へ手向けるという意味です。

 笑顔は免疫力を上げる効果もあります。心身ともに健康であるために「和顔愛語」を心掛けたいものです。

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