アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

極楽に行かんと思うこころこそ

地獄に落つる初めなりけり

 表題の一節は、臨済宗の禅僧、夢窓疎石の言葉です。

 「極楽に行きたいと、来世のことにまで欲を抱き、心を煩わせることが、現世の苦しみになっている」という意味です。

 ここで言っているのは、何も「極楽に行きたいと思うな」ということではありません。思うことは良いのですが、それによって「未来の心配ばかりをするな」ということです。

 子供の頃、遠足や運動会が近くなると、天気を気にして眠れない。なんてことが誰しも一度はあったのではないでしょうか。

 せっかく楽しみにしていたイベントですから、晴れを願うのはもちろんです。しかし、いくら私達が願ったところで、雨が降ることもあります。私達にできることは、晴れを願い、てるてる坊主を作ることくらいでしょう。

 その後天気がどうなるかはお天道様に任せるしかありません。

 夢窓疎石は、人生においても「明日以降の不確かな日々に心煩わせるよりも、今できることを精一杯やりなさい」と言っているのでしょう。

 未だ先の見えないコロナ禍の生活。私達にできることは何でしょう。まずは、自分自身の心身の健康を守ること。そして、万が一に備え、他人にうつさないことです。そういったことに気をつけながら、日々の生活を行うしかありません。

 不安や心配はもちろんありますが、自分の力ではどうにもならないことに心煩わされていると、私の今の生活がままなりません。

 過去を見つめ、未来を思い描いたなら、今をしっかりと歩んでいく。

 今日をどう生きていくか。今日の積み重ねが人生となっていくのです。

本院所在地

131-0032

 

東京都墨田区東向島5-41-5

 

​03-3618-4292

支院・墓地所在地

​千葉県鎌ケ谷市東鎌ヶ谷

2-12-38

※全てにお応えするものではございません。

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