アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

​十十無尽

 表題の言葉は『華厳経(けごんきょう)』というお経の中の言葉です。「物事はあらゆるところで関係があり、無限につながっている」という意味です。

 仏教では「縁起(えんぎ)」という言葉があります。これは、すべてのものが縁りあい、支えあって成り立っている。つまり、私たちはただ一人だけで生きているのではなく、多くのもののおかげによって生かされているということです。

 これらを知ることによって、すべての人々が互いに害しあうことなく、助け合い、感謝しあう世界が作られていくのです。

仏様の教えの目的は、私たちの生きいく世界が、そのような世界になることです。

 現在、世界はコロナ禍。全人類が初めての困難を共に乗り越えようと、手を取り合い協力しています。

 その様な中で、自分の身を守ることが、他人の身を守ることにもなる。自分は大丈夫だからと勝手な行動をとれば、知らず知らずのうちに他人を傷つけるかもしれないということを私たちは念頭に置き、安全安心な社会生活のために心を配るべきです。

 このようなことからも、他人同士でもどこかでつながっているという縁起を感じざるを得ません。

 私たちはみな、我儘で自己中心の心を持っていて当たり前ですが、これが極端になりすぎると他人を傷つけてしまいます。

 仏様の教えは、自分がいかに自己中心であり、知ったかぶりであるかを気づかせてくださいます。

 仏教は神秘に満ちた遠い世界の教えではありません。

 今は亡き故人が、あの手この手で私たちに人生の歩き方を教えてくれる道標です。

 お盆を機に、今一度故人を想い、仏様の願いに耳を傾けてみましょう。

 最後に改めて、身の危険を顧みず、医療の最前線で働く方、ライフラインを止めることなく就業して下さる方々など、すべての皆さんには感謝の念が堪えません。ありがとうございます。

本院所在地

131-0032

 

東京都墨田区東向島5-41-5

 

​03-3618-4292

支院・墓地所在地

​千葉県鎌ケ谷市東鎌ヶ谷

2-12-38

※全てにお応えするものではございません。

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