本院所在地

131-0032

 

東京都墨田区東向島5-41-5

 

​03-3618-4292

支院・墓地所在地

​千葉県鎌ケ谷市東鎌ヶ谷

2-12-38

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アナン

アナンとはお釈迦様の十大弟子の一人で、多聞第一といわれたお弟子です。

誰よりもお釈迦様のお言葉をよく聞き、修行に励みました。

今は亡き故人はあの手この手で私たちに多くのメッセージ。

気づきのきっかけを与えてくださっています。

そんな故人からのはたらきかけに一緒に耳を傾けてみましょう。

​それが聖徳寺が毎月発行している「アナン」です。

にがびゃくどう

二河白道

 二河白道とは、善導大師(ぜんどうだいし)が説かれた仏様の救いのたとえ話です。

私たちが歩いていると後ろから山賊が追ってくる。逃げていくとその先には赤い火の河と青い水の河が轟轟と流れている。何とか河を渡って逃げようとするが、河に大きな橋はなく、また泳いでは到底渡りきることはできない。よく見てみると、そこには足の幅ほどしかない白い細い橋がスーッと伸びているだけ。とてもじゃないが渡れないと思い、踏みとどまっていると山賊たちのさらに後ろから、「その橋を渡りなさい。」と後押しする声が聞こえてくる。と同時に橋の先からは「大丈夫だから信じて渡ってきなさい」と呼ぶ声がする。意を決し細長い橋を渡りきると、そこには安穏な地があった。というたとえ話です。

 これは私たちの人生をたとえた話です。

 まず、追ってくる山賊は、この世での色々な出来事です。次に赤と青の河は、私たちの煩悩(ぼんのう)。特に瞋(いか)りと貪(むさぼ)りです。そして、後ろから後押しする声はお釈迦様(しゃかさま)。向こう岸で呼んでくださるのは、阿弥陀如来(あみだにょらい)をはじめとする今は亡き故人、仏様です。白く細長い橋は仏様が示してくださる救いの道です。

 私たちは日々欲にかられ様々な物事に追われるように生活しています。時には瞋りや貪りといった煩悩の渦に飲み込まれ、道を踏み外す時もあります。

 しかし、そんな私たちを見捨てることなく、見守り続け、正しい道を示してくださるのが、仏様であり、その教えです。

 冬の朝、薄暗い闇の中に陽の光がスーッと一筋射してくる。今は亡き故人は、私たちの心を照らし、教え導いてくださいます。

 法事やお寺の行事を通して故人の働きかけにしっかりと耳を傾け、故人と共に正しい道を歩んでいきたいものです。